最近の円安・バーツ高

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

thb2014

約2年前から始まった円安・バーツ高のトレンド。

2013年頭くらいに1バーツ=約3.5円の高値を付けた後、1年半ほどは3.0~3.2円で推移していたが、10月31日の日銀の追加の金融緩和を受けて一気に急進。本日時点で再び約3.5円の高値にトライしている。

円安・バーツ高。

我々タイ在住者にとってどういった影響があるのか?

スポンサーリンク
new_gensai_under_urticle_01

まずはバーツで給与を頂いている現地採用

バーツの価値が上がっているのだから、円に対しては確かに資産価値は向上している。だけど、別にそんなに恩恵を受けているとは言い難い。だって生活のベースがタイにあるのに、せっせと日本円に両替する人なんてそんなにいないだろうし。

私も年に1,2回は帰国するが、円に両替するのはせいぜいそのときくらいだ。

次に駐在員

私自身、駐在員でもなければ駐在員の経験も無いので、この辺は正直よく分からないけど、知り合いの駐在員から聞いた話によると、円安・バーツ高によって収入は目減りしている人もいるようだ。3年前と今とを比べると、1バーツ=2.5円→3.5円である。実に 4割もバーツ高が進んだことになる。ちなみに、会社によっては円・ドルベースで給与が支給されているところもあり、その場合もやはり円安・ドル高(1ドル=75円→115円)による影響で収入減となるそうだ。(あくまで聞いた話です)

最後に年金生活者等のロングステイヤー

もちろん収入は日本円である。それを現地通貨・タイバーツに両替して生活しているのだから、はっきり言ってこの方たちが一番の被害を受けているのではないだろうか。

一昔前だったら、タイは物価も安いし、円高だし、20万円(当時の価値で8万バーツくらい)もあれば日本よりも広い家に住んで、メイドさんもいて、週に3回くらいゴルフを楽しんで、日本にいるよりも優雅な生活ができていたのかもしれないけど現在はどうだろうか。

現在のレート(1バーツ=約3.5円)に換算すると、20万円=たったの57,000バーツである。タイと言えども夫婦2人が普通に生活するのが精一杯ではないだろうか。しかもタイは年々物価は上昇しているし。

そういえばつい先日、タイ人の友人が日本に旅行に行ってiPhone 6 Plus(128GB)を買ってきていた。

その値段なんと99,800円!!(Tax Refund後)

ちなみにタイのアップルストアで買うと36,900バーツ。

ん?

現在のレートで日本円に換算すると、、、、

129,150円!!!

なんと為替の関係で3万円近くも差が出るんですね。

今後の円とバーツの関係次第では、バーツ資産の円への一部移動も検討に入れる必要が出てきそうだ。

スポンサーリンク
new_gensai_under_urticle_01
new_gensai_under_urticle_01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です