バンコクの代表的な公共交通機関の1つであるスカイトレイン(BTS)の30日パス(回数券)が2015年7月1日から値上げされるそうです。このパスを利用している人はタイミングが合うのなら6月30日までに買った方がいいですね。
値上げ幅は以下のとおり
( )内は1回当たりの運賃と値上げ率
For Adults
15回パス : 405 → 450バーツ(27 → 30バーツ、11.1% up↑)
25回パス : 625 → 700バーツ(25 → 28バーツ、12.0% up↑)
40回パス : 920 → 1,040バーツ(23 → 26バーツ、13.0% up↑)
50回パス : 1,100 → 1,250バーツ(22 → 25バーツ、13.6% up↑)For Students
15回パス : 315 → 345バーツ(21 → 23バーツ、9.5% up↑)
25回パス : 475 → 525バーツ(19 → 21バーツ、10.5% up↑)
40回パス : 680 → 760バーツ(17 → 19バーツ、11.8% up↑)
50回パス : 800 → 900バーツ(16 → 18バーツ、12.5% up↑)
普通パス(成人用)は全パスともにそれぞれ1回あたり3バーツずつ、学生パスはそれぞれ2バーツずつの値上げとなります。一番利用者が多いであろう40回パスの値上げ率だと成人用パスで13%もの値上げですね。金額では大したことなくても率で考えると結構でかい!
確か前回の値上げは2年前くらいでした。参考までに前回(2013年)から今回の2015年7月以降の新料金への上げ幅を見てみると、、、
( )内は1回当たりの運賃と値上げ率
For Adults
15回パス : 375 → 450バーツ(25 → 30バーツ、20.0% up↑)
25回パス : 575 → 700バーツ(23 → 28バーツ、21.7% up↑)
40回パス : 840 → 1,040バーツ(21 → 26バーツ、23.8% up↑)
50回パス: 1,000 → 1,250バーツ(20 → 25バーツ、25.0% up↑)For Students
15回パス : 300 → 345バーツ(20 → 23バーツ、15.0% up↑)
25回パス : 450 → 525バーツ(18 → 21バーツ、16.7% up↑)
40回パス : 640 → 760バーツ(16 → 19バーツ、18.8% up↑)
50回パス : 750 → 900バーツ(15 → 18バーツ、20.0% up↑)
一番値上げ幅の大きかった成人用50回パスで見てみるとなんと25%もの上昇率!
こうして改めて見るとすごいですね。もちろん公共料金の運賃だけでなく、屋台や日本食屋のランチの値段も、私がタイで働き始めた2009年から比較するとかなりインフレが進んでいます。
こうして実際に書いてみるとタイの物価上昇を改めて感じることができるので、次回エントリーでは色々なモノの値段を、私がタイで働き始めた6年前の2009年当時と比較してリストアップしてみようと思います。
コメント
タイ(特にバンコク都心)の物価上昇率も凄いが ここ数年 円安で日本円からタイバーツに両替した場合 以前100円が41バーツから 現在27バーツと 35% も高くなっている。 バンコクでのリタイヤ、外こもり日本人の生活費は厳しくなってきていますね。
コメントありがとうございます。
ロングステイの皆様はここ数年の円安の影響と物価高の両方の影響をもろに受けていますね。我々のようにバーツで収入を得ている側にとっては日本帰国の際にはかなり有利な状況です。逆に2011-2012年の超円高時はきつかったですが^^;
為替は5-10年単位の大きな波動で円高と円安を繰り返していますから、外国にいる我々はできるだけ有利に生活できるよう、この辺は常にアンテナを張っておく必要はありますね。
この30日パスは回数のみで距離制限はないのでしょうか? BTS利用が多いですが運賃が高く困っております。 BKの端に住んでおりBTS移動は欠かせませんが近距離は通常のパスを使用し遠距離は50回パスの利用を検討いたします。
はい、この30日パスは回数のみで距離制限はありません。ただしオンヌット~ベーリングの区間についてはパス適用外で別途運賃がかかるようです。それ以外の区間であれば7月以降は4駅以上乗るならパスの方がお得になりますね。(6月末までは3駅以上であればパスの方がお得)
成人50回パスが1200バーツだと1回あたり24バーツで約9%ほどの上昇かと思うのですが・・・
成人50回パスは1200バーツではなく1250バーツでした。記事修正しました。