iPhone 6sを買うならタイと日本どちらがお得?

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タイでもついに先週の金曜日(2015年10月30日)からiPhone 6sならびにiPhone 6s plusの正規店での販売が開始しましたね。初日は予約販売のみで店頭には並ばないのかなと思ってましたが普通に並んでましたw

さてそのiPhone 6sですが、タイで買うのと日本で買うの一体どっちがお得なんでしょうか?

昨年、前モデルのiPhone 6が販売されたときは、タイで買うよりも日本で買うほうが圧倒的にお得だったことはご存知でしょうか?

iPhone 6の日本での販売開始日は2014年9月19日で、iPhone 6(16GB)が67,800円でした。当時の対ドル為替レートは109円と今よりも円高水準でした。価格設定はもっと前に決まっているはずなので、それが1ヶ月前だと仮定すると103円ですね。販売日よりもさらに円高です。そしてiPhone 6の販売開始から1ヶ月と少したった2014年10月31日、日銀が追加金融緩和(通称、黒田バズーカ第2弾)の実施を発表。その後市場が大混乱に陥ります。発表当日の東京外国為替市場の対ドルでの始値はiPhone 6販売日の9月19日と変わらず109円でした。

しかし発表後は一瞬で112円まで吹っ飛びますw

その後見る見る円安が進み、黒田バズーカから1週間後の11月7日には115円まで円安が進みます。11月14日、アップル社は慌てて価格を改定。iPhone 6(16GB)の価格は当初の67,800円から75,800円へと8,000円の値上げ、率にして約12%の値上げが行われました。

円安の勢いは止まるところを知らず、ついに年末時点で120円を突破。

その後2015年3月にも価格改定が行われます。67,800円→75,800円→86,800円と発売から約半年で一番下のモデルで19,000円(28%)の値上げです。すげぇ。。。

というわけで昨年iPhone 6が日本で発売されてから第一弾の値上げ行われるまでの2ヶ月の間にiPhone 6を日本で購入した場合には、実は約20,000バーツ(消費税還付後の価格)で購入することができたんですね。タイで買うよりも5,000バーツもお得でした。iPhone 6 plusの上位モデル(128GB)の場合だと価格差はさらに広がります。

と前置きがかなり長くなりましたが、じゃあ今回のiPhone 6sの場合はどうなんだろうと、気になりましたので以下の条件で比較してみました。

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比較条件

(1) 購入者はタイもしくは海外在住者で日本の住民票は抜いている。

(2) タイから60日以内に出国予定。

(3) 比較対象はiPhone 6s(16GB)。購入はApple Storeにて。

(4) 為替レートは1バーツ=3.4円(10,000円=2,941バーツ)とする。

(1)に関しては日本の消費税還付を受けるために条件としました。

(2)に関しては確かVATの還付期限って購入日から60日以内だっと思うので条件としました。今から60日以内と言えば年末年始挟みますね。

ちなみにタイの付加価値税(VAT)はタイに住んでいようが出国時に還付できてしまいます。厳密に言うとNGなんですが、職員がちゃんとパスポートを見ないので外国人であれば誰でも還付できてしまうんです。。。もちろん真面目な私はそんなことしたことないですよw

日本で購入した場合

それではまずは日本で買った場合の価格ですが、

iphon6s-jp

2015年11月4日現在で86,800円(税抜)です。もちろん消費税は還付されることが前提です。これをバーツに換算しますと25,529バーツになります。

タイで購入した場合

次にタイで買った場合です。

iphon6s-th

こちらも2015年11月4日現在の価格となりますが26,500バーツ(税込)です。タイは税込価格なのでここからVATが還付されたとすると実際の購入価格は24,866バーツとなります。(VAT還付手数料の100バーツも計算に入れています)

あらま、今回はタイで買うほうがお得ですね!

ちなみにその差は、、、

25,529バーツ(日本) ー 24,866バーツ(タイ) = 663バーツ(約2,200円)

となりました。

VAT還付を受けることが前提(本当はだめよw)となりますが、少なくとも今の時点ではタイで買った方がお得ということになります。

※上記シミュレーション結果は為替レート次第で当然前後しますし、必ずタイの方が安くなるということを言っているわけではありませんのであらかじめご了承ください。

もちろん、MBKとかに行けばどこの国のモデルかは分かりませんがもっと安く買えるかもしれませんが、扱っているのはタイで買える正規品ではないので自己責任でということになります。私なら高い買物なので絶対に正規販売店で買います。

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コメント

  1. いてまえ より:

    こんにちは、近いうちにバンコクに赴任するので、来週のバンコク出張時にiPhone6sをAppleStoreで購入予定です。
    クレジットカード(帰国後に円転)支払か、THANIYA SPIRIT等で換金後に現金支払か、どちらが得かご教示願えますか。

    あとバンコクのAppleStoreは無いので、正規代理店のiStudioで買うことになると思いますが、その場で購入できるか否かもご教示頂ければ幸いです。

    • Natsu より:

      いてまえさん

      コメントありがとうございます。

      お持ちのクレジットカードにもよるかもしれませんが円転した場合にはだいたい国際レートの3%程度が上乗せになるので、おっしゃられるようにTHANIYA SPIRIT等の換金率のよい現地の両替屋で換金して現金支払いの方がお得だと思います。ただし高い買物なのでクレジットカードのポイントなんか迄含めて考えるとどちらもそんなに変わらないんじゃないでしょうか。

      購入に関してはiStudioで在庫があればその場で購入可能ですよ。AIS,dtac,trueの3社の中から選ぶ必要がありますが、故障時の保証はiStudioではなく購入時に選んだキャリアでの対応になりますので使用予定のキャリアと同じものにしておくと便利かもしれません。

  2. いてまえ より:

    こんにちは、さっそく返信ありがとうございます。
    現金交換のリスクも考えるとカードのほうが良いかもしれませんね。

    あと私見で構いませんので、AISかTRUEのどちらが良いかアドバイスいただけますか。

    使用するのは主にバンコク、あと周辺の工業団地です。
    個人的にはLTE対応エリアで先行するTRUEが良い気がするのですが、現地の駐在からは
    AISを薦められています。

    • Natsu より:

      以前AISを使っていたときはデータ通信が遅かったですが、AISも昨年末にオークションで落札した新しい周波数帯を利用して今月からLTEサービスを開始していますのでおそらくその辺は解消されているのではないかと思います。対応エリアが幅広くサービスが安定しているのはAISだと聞きますが、個人的にはLTEサービス開始初期フェーズでは色々と問題が起こる可能性は少なくないと思います。(タイなので笑)

      私はTRUEを利用していますがバンコク中心部はもちろん、周辺の工業団地でも問題なしですね。そのほかの地方でも違和感無しです。人によってはTRUEは電波が悪いと言いますが私は快適に利用できています。おっしゃられるようにTRUEは他社に先駆けていち早くLTEサービスを開始していますので安定性は高いと思います。

      ご参考になりましたら幸いです。

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