バンコクの代表的な交通機関の1つであるBTS(スカイトレイン)。このBTSで利用できる非接触型ICプリペイドカード、通称Rabbit Card(ラビットカード)、日本で言うSuica、PASMO等にあたるカードですが、日本人でも利用している人って結構多いのではないでしょうか。
サービス開始時にはMRT(地下鉄)との将来的な相互利用を高々と謳ってましたが、結局は昨年10月に発表された公共交通機関統合カードのMANGMOOM Card(メンムムカード※メンムムはタイ語で蜘蛛)にその座を奪われることになりそうです。しかし、この統合カードもタイなのでいつ導入されるか不明ですし、大々的に発表した計画だって頓挫することも日常茶飯事ですので今のところはBTSを利用されるならラビットカードは必携ですね。
ラビットカードにポイントがあること知ってます?
ところでみなさん、ラビットカードって利用料に応じてポイント(Carrot Rewardsと呼ばれているらしい)が貯められるって知ってました?貯めたポイントは商品券への交換やBTS運賃としてチャージすることが可能です。
ただしポイントを貯めるには、ラビットカード取得後にWebサイトからご自身で登録をする必要があります。未登録のラビットカードはいくら利用してもポイントが貯まることはありませんのでご注意を。
ちなみにポイントを貯める目的がない人も、ラビットカードを登録しておけば純金(約100万円相当)が当たるキャンペーンで当選する可能性もありますので登録しておいて損はないかと思います。
Carrot Rewardsの登録方法
それではポイント(Carrot Rewards)を貯めるための事前登録の方法を紹介します。
登録サイト
https://carrotrewards.net/MyJournal/jsp/RegistrationDetails.jsp
まずは上記の登録用URLにアクセスします。アクセスすると以下のような登録画面が表示されます。
13桁のRabbit numberを入力するようにありますので、お手元のRabbit Cardの裏面上部にある13桁のコードを入力します。あとはパスワード、名前、電話番号、メールアドレス等を正確に入力しページ最下部の登録ボタンをクリックします。
これでRabbit Cardにポイントを貯めるための事前準備(登録)は完了です。
Rabbit Cardにポイントを貯めるには?
ラビットカードのポイントを貯めるには大きく2つの方法があります。
(1) ラビットカードを使ってBTSを利用する
普通に使っていれば勝手にポイントが貯まっていきますので説明は割愛します。確か10バーツで1ポイントとかそんなくらいです。通常のチャージでも回数券でもポイントが加算されます。要はラビットカードを使ってBTSを利用すればいいだけです。
(2) ラビットカードを使って提携店で買い物や食事をする
これ、日本ではすでに普及しきっていますがSUICA等で買い物するやつです。タイでは全然普及できていませんが実はラビットカードを使って買い物をするとポイントが貯まります。しかも特別レートでポイントが加算されたりと提携店によって色々なキャンペーンをやっています。ちなみに自分は一度も使ったことはありませんw
貯めたポイントを実際に使ってみる
ラビットカードを利用して貯まったポイントは提携店で利用できるクーポン券やBTS乗車運賃に交換することができます。
今回は一番実用的なポイント交換先であるBTS乗車運賃に交換する方法を紹介したいと思います。
まずBTS駅構内にあるラビットカードのポイント交換機を探しましょう。おそらくすべての駅にあるかと思います。駅によっては改札をくぐる前、くぐった後と設置箇所が違う場合もあるかと思いますが私の記憶ではほとんどの駅で改札をくぐった後に設置してあるケースが多いです。
オレンジ色のこういう機械です。あらためて見てみるとペッパーランチやトップス、マクドナルド等でも使えるクーポンに交換できることが分かりますね。
上部の液晶画面右にラビットカードをタップするように書いてありますので登録済みのラビットカードをピッと当てましょう。
ラビットカードを当てると、現在のチャージ残高と貯まっているポイントが表示されます。1156ポイント貯まっていますね。BTSでしか利用していないのですがだいたい半年分くらいかな?
ポイントに交換するために画面下部の「REDEEM POINTS」をタップします。
BTSの運賃に交換するので、左側の「Cash Top Up!」のアイコンをタップします。
交換したいポイントを選択します。10バーツ(70ポイント)から換金できるみたいですね。ちなみに見てお分かりのように、たくさん交換したからといって交換レートがお得になることは一切ありませんw
今回は100バーツ分(700ポイント)を交換してみます。
確認画面が表示されるのでOKでしたら「CONFIRM」をタップします。
もう一度ラビットカードをタップするようにと指示が出ますので、最初にカードを当てた場所にもう一度タップします。ビープ音が鳴るまでしっかりとタップしてあげてください。
ラビットカードのチャージ残高、及びポイント残高が表示されます。
チャージ残高は183+100=283バーツになっており、
ポイント残高は1156-700=456ポイントになっていることが分かりますね。
最後にレシートが出てきます。
いかがでしたか?
ラビットカードの登録もポイントの貯め方も、そしてポイント交換の方法も簡単ですよね。BTSを日常的に利用する人は知らぬ間にポイントは貯まっていきますし、BTSの運賃に交換することもできて実用的ですので是非利用してみてください。
コメント
Natsuさん
初めまして。加藤と申します。日本にいる時から参考にさせていただいています。今月から私も現地採用としてタイで働きはじめました。
ラビットカードを作っておくように上司に言われたんですが、登録の仕方やポイントについては当然教えてくれないので、Natsuさんの記事は非常に助かります!
タイは思ったよりポイントカード文化のようですが、持ってるか?は聞かれても作るか?とは聞かれてないように思うんですが、ポイントカードはいつでもどこでも発行してくれる訳ではないんでしょうか?
もしご存じでしたら教えて下さい。
加藤さん
コメントをいただきましてありがとうございます。
おっしゃられるように私も「持ってるか?」とは聞かれても「作るか?」と聞かれたことは一度もありません笑
タイでの生活がはじまったばかりで最初は色々と大変かもしれませんががんばってください!