さて本日は、
タイで働き始めて生活基盤もある程度整ってきたら、個人的にすぐにでもやっておいた方がいいと思うことをを3つ紹介したい。
1.携帯電話のポストペイド契約(タイで働き始めて1ヶ月程度)
タイで携帯電話を契約する場合、労働許可証(ワークパーミット)が必要だ。したがって、タイで働き始めてだいたい1ヶ月程度はプリペイドでの利用となってしまう。
プリペイドからポストペイドへの切替は、各社の窓口ですぐにできてしまうので、労働許可証が発給されたらすぐにでもポストペイド契約に切り替えることが可能だ。
必要なのは労働許可証とID(パスポート等)だけ。
ポストペイドに切り替えることのメリットはいくつかあるが、一番はいちいち利用料金をトップアップしなくてよくなることだと思う。
「だったら1年で使う分くらいを予め多めにチャージしておけばいいのでは?」
と思うかもしれないが、
プリペイドの場合、SIMカード自体に有効期限というものがあり、料金をトップアップすることでその期限を延ばすことができるのだが、一定の期間トップアップをせずにその期限を迎えてしまった場合には、いくら残高があろうが電話番号自体が失効してしまうため、ある日突然電話が使えなくなるといったことも起き得るのだ。
ちなみに、労働許可証無しでポストペイド契約できたという人もいたけど自分の場合はダメでした。支店を変えたり携帯電話会社を変えたりしてもダメでした。
→2015年時点で知り合いがTRUEでワークパーミット無しで契約できました!AISとDTACはできるか不明です。(2015年6月追記)
2.クレジットカードの作成(タイで働き始めて6ヶ月程度)
タイは日本以上にクレジットカード文化が浸透していると思う。スーパー等では小額からでも利用している人もたくさんいるし、店員も特に嫌な顔もしない。
飲食店ではよくプロモーションをやっているところも多く、カードで支払うと10%、20%OFFといったところも少なくない。
また、ある一定以上の収入があれば特典のたくさん付いた上級会員用のカードも作れるし、我々外国人の給与であればプラチナカードなんかも簡単に作れてしまう。
クレジットカードを作成するには、労働許可証とIDに加え、通常は6ヶ月分の給与明細も必要だ。カードによっては月々の給与が○○万バーツ以上といった条件が付いているものもある。もちろんハードルが高いほど特典もたくさんついている傾向にある。
日本人に人気があるのはカシコン銀行(緑)のプラチナカード、もしくはクラブタイランドあたりだろうか。
個人的にはアユタヤ銀行(黄)のプラチナ、もしくはセントラルのプラチナは割引特典も多くオススメ。前者なんかは、頻繁に使っていると年末あたりに勝手に特典商品が送られてくるのもGood。
3.タイ国運転免許証の取得(タイで働き始めてすぐにでも可)
タイに住み始めた当初は、タイで運転なんか絶対しないだろうと思っていた。バンコク中心部であればBTS、MRTを利用できるし、タクシーの運賃もかなり安い。
さらに、バンコクは慢性的に酷い渋滞で有名だ。特に月末の金曜日の夕方に雨でも降ろうものなら、たった1Kmを進むのに平気で1時間とか珍しくも無い。加えて、タイの運転マナーは日本のそれと比較にならないほど酷い。
だから自分は、絶対バンコクで運転することはないだろう。
そう思っていた。
そう思っていたんだけど、、、
実は車があると想像以上に便利なんです、こんな渋滞地獄のバンコクでも!
また、車を運転する際に必要なタイ国の運転免許証。
実はこれ、外国人がタイで身分を証明できる数少ない公的証明書の1つなのだ。
これさえあれば、国内旅行であればいちいちパスポートを携帯する必要もなく、ホテルに宿泊することはもちろん、国内線の飛行機にだって乗れちゃいます。
海外でパスポートを失くすのは、VISAとかの関係もあってかな~り面倒みたいなので、タイで運転する気がまったくなくても、身分証明書代わりだけのために運転免許証を取得するのは全然アリなのだ。
免許を取得するのに準備が必要なのは、
・国際運転免許証、もしくは日本の運転免許の英文翻訳証明書
・パスポート(※長期滞在可能な査証があること)
・労働許可証、もしくは在留証明書
・健康診断書
証明書関連は、いちいち大使館まで取りに行く必要があるし取得費用もそれなりにかかる。
自分の場合は、国際運転免許証、労働許可証があったため、直接陸運局に行って申請することができ、約半日で無事にタイの運転免許証を取得できた。
と、ざっと駆け足で書いてきたが、タイで生活を始めた場合に、個人的にはすぐにやっておいた方がいいと思うことを紹介してみました。
考えれば他にもいくつか思いつくんだけど、あえて挙げるとすれば上記の3つかな。