海外就職相談会と聞くと、色々な国のエージェントが一同に会するいわゆる “就職フェア” の
ようなものを想像していた。しかしホームページを見る限りでは、どうも国ごとでそれぞれ実施しているようである。
ええと、とりあえず開催日が直近のものは、、、と。
ふむふむ、タイランド ね。
その相談会は、”個別相談” という形式をとっており、その関係上事前予約制となっていた。そしてなんと締め切りは明日である。これはタイミングが良いと捉えればいいのか、それとも悪いのか。ダメもとで申し込んでみたところなんとまだ枠があるというではないか。というわけでまずはこのタイの就職相談会から参加してみることにした。
- そして、相談会当日 -
会場となるオフィスに到着するとそこには自分と同じくらいの年齢の男性が待っていた。そして小部屋に通され登録用紙を記入して待つこと10分くらいだろうか。再びさきほどの男性が現れた。
いよいよ個別相談会のスタートだ。
”なぜタイで働かれたいのですか?”
”どういったお仕事をお探しでしょうか?”
”企業様との面接のために、渡航可能な時期はいつごろですか?”
自分はあくまでも “相談会” というスタンスで臨んでいたため、矢継ぎ早にどんどん質問してくるエージェントの方との温度差には少々面喰らった。さらに驚いたことに、エージェントの方は私が事前に送付していた履歴書を元に、私の経歴にマッチする企業を何社かリストアップしてきておりその場で紹介をしてくれたのだ。
えっ (´Д`;)
まずは情報収集のつもりで来ただけなんです、なんて言えない。。。
エージェント曰く、応募の意志があるのであればすぐにでも履歴書を先方に送付したいとのこと。そして仮に書類選考をパスした場合には、なんと一次面接をスカイプで受けることができるよう調整してくれるとのこと。それだったらわざわざ面接のために現地まで行かずにすむし、それに何より練習にもなる。
もうこれは受けてみるしかないでしょ!
当初は4ヶ国すべての相談会に参加し、もっと情報を収集したうえでさらに国を絞ろうと思っていたのだが、人って案外単純である。いざ具体的に話が進み始めた途端、タイのことがとても良く思えてしょうがなくなっていたw
一度行ったこともあるしw
というわけで情報収集が目的で参加したはずの相談会の場で、計3社へ履歴書を送付することが決定し、奇しくもこの日が海外就職への最初の一歩を踏み出した日となった。
なお、まさか他の国の相談会には一切参加することなく、このままタイで現地採用として働くことになろうとは、、、
このときはまだ知る由もなかったw