タイ・バンコクでの1日目の就職活動を終えた夜、ホテルの部屋では2日目に選考を受ける C 社の企業研究、あとは主に英語でのやりとりに関して最後の悪あがき最終準備・調整を行っていた。
だいたい21時ごろだっただろうか。日本から持ってきた携帯電話が鳴った。
あのエージェントの方からだ。
実はエージェントの方からは、A 社と B 社の面接が終わった直後くらいにもそれぞれ電話を頂いていた。そのときは面接時の様子や手応えはどうだったか等を聞かれていたのだが、
開口一番、エージェントの方はこう言った。
「おめでとうございます!!!」
え?いま何と? (゚Д゚)
「やりましたね!」
「つい先ほどですが、本日午前中に面接を受けて頂いた A 社から早速内定のご連絡を頂戴しましたよ!」
早くて3日後じゃなかったんかいwww
面接したその日のうちってwww
なんとタイでの就職活動初日にして1つ目の内定を勝ち取ることができたのだ。しかしこのとき、この瞬間には、自分がタイで現地採用の内定を取ったことに対する実感はまったくと言っていいほどなかった。