本日2017年5月22日の午前11時ごろ、バンコクにある軍が運営する病院で爆発があり20名以上がケガをする事件が発生しました。
以下、日本語ニュースサイトでも速報が取り上げられています。
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK5Q56HPK5QUHBI00Y.html
読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170522-OYT1T50056.html
時事ドットコムニュース
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052200801&g=int
事件発生現場はBTS駅からも近い軍運営病院!
事件が発生したのは「プラモンクットクラオ病院(โรงพยาบาลพระมงกุฏเกล้า)」。
なんとBTSのアヌサワリー(戦勝記念塔)駅から目と鼻の先にある軍が運営する病院です。
爆発現場の病院から日本人が多く居住しているアソーク~エカマイ地区とは地理的に7~8kmくらいでしょうか。近くはありませんが、我々の生活圏から決して遠くない場所で事件が発生しています。
こちらは現場付近のマップです。爆発現場となった病院はBTSアヌサワリー駅からわずか数百メートルの距離しか離れていません。場所柄なかなか行かないエリアではありますが、駅周辺には日本人の方が少なからず住んでいるエリアでもあります。
タイ語ニュースサイトやツイッターによると爆発が起こったのはその病院1階の診療待合室で診療待ちをしていた患者さんなどが多数負傷した模様。
なお事件が発生した本日5月22日は3年前に軍事クーデターにより軍が政権を掌握してからちょうど3年に当たる日で、今のところ犯行声明等は出ていないものの、反軍事政権による犯行の可能性もあるとのこと。
バンコクでは2015年8月17日に発生し百数十名の死傷者を出したラーチャプラソン交差点にあるエラワン廟での爆弾テロ以来のこと(※武装勢力によるタイ深南部での爆弾テロは継続的に発生)であり、なんとも物騒な感じになってきました。
しばらくは軍関係施設近辺や人が多く集まる場所からはなるべく避けるようにして生活したほうがいいかもしれません。