またまた朗報!2017年からタイの所得税控除枠が拡大!

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http://money.kapook.com/view146451.htmlから拝借

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ツイッターでは割と前に呟きましたが、2017年から所得税の控除枠が拡大されることが4/19に閣議決定しました。今回は基本控除枠も拡大となるのでタイで働いて税金を納めている人全員、もちろん我々日本人も対象となります。

ではさっそく変更点について見ていきましょう。ちなみに外国人に関係なさそうな項(相続とか)については割愛しました。

ソースはこちら。
http://www.rd.go.th/publish/fileadmin/user_upload/news/news15_2559.pdf

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1. 経費控除枠の拡大(6→10万バーツ)

これまで「年間所得の40%(最大で6万バーツ)」が経費として所得税から控除できていましたが、これが2017年からは「年間所得の50%(最大で10万バーツ)」となります。

我々日本人で正規に雇用されていて年収20万バーツ以下の人はいないと思いますので、ここでは10万バーツが経費控除として適用されます。

2. 本人分控除枠の拡大(3→6万バーツ)

こちらも全員対象となる本人分控除枠の拡大です。これまで所得税を納めている人は年間一律3万バーツが自動的に控除されていましたが、これが6万バーツに拡大となります。

3. 配偶者控除枠の拡大(3→6万バーツ)

ここからは結婚していて配偶者(収入がない)がいる人のみ関係があります。これまで配偶者に収入がない場合には配偶者控除として3万バーツが控除されていましたが、この枠も2017年から6万バーツに拡大されます。

ちなみに配偶者の国籍はタイ人でなくてもOKです。タイの正規滞在資格があり仕事をしていないこと(収入がないこと)が条件なので日本人の配偶者でももちろんOKです。

4. 子供控除枠の拡大(1.5→3万バーツ/人、対象人数も無制限に)

扶養している子供がいる場合、これまでは1人あたり1.5万バーツ、3人迄、つまり最大で4.5万バーツ迄が所得税控除の対象でしたが、これも2017年からは1人あたり3万バーツ、控除対象となる子供の人数の上限も撤廃されて無制限となります。

ちなみに1人あたり2000バーツの教育費控除は廃止となるようです。

5. 累進課税テーブルの変更(実質関係無し。。)

実は一番期待していた変更はここなんですが内容を見てがっかりです。完全にタイの富裕層向けの変更でしかないです。日本人でもローカル企業のMD職等やっておられる方には関係あるかもしれませんが、我々庶民には関係ないっすねw

2016年と2017年以降の所得税累進課税テーブルは以下のとおりです。

新旧所得税累進課税テーブル
課税所得ゾーン(2016年) 税率 課税所得ゾーン(2017年) 税率
0~15万バーツ 0% 0~15万バーツ 0%
15~30万バーツ 5% 15~30万バーツ 5%
30~50万バーツ 10% 30~50万バーツ 10%
50~75万バーツ 15% 50~75万バーツ 15%
75~100万バーツ 20% 75~100万バーツ 20%
100~200万バーツ 25% 100~200万バーツ 25%
200~400万バーツ 30% 200~500万バーツ 30%
400万バーツ~ 35% 500万バーツ~ 35%

見てのとおり年間所得400万バーツ以上の方のみが恩恵に与れますw

まとめ

まず我々外国人全員が対象となるのは(1)の経費控除枠拡大の+4万バーツ、(2)の個人控除枠拡大で+3万バーツ、合計で+7万バーツ分の控除枠が増えることになります。

年間収入にもよりますが、単純計算で2016年の課税対象額が107万バーツ以上でしたら2017年は70,000*25%の17,500バーツ(約5万円)多く手元に残ることになります。もちろんLTFやMRF、生命保険控除分との兼ね合いもありますので一概にこうとは言えませんが、収入が同じであれば少なくとも2016年よりも2017年の方が手取り額は増えることは確実です。

(3),(4)は結婚されてる方や、お子さんがいらっしゃる方のみが対象ですが、配偶者に収入が無くお子さんが1人の場合ですと、(1)-(4)合計で10.5万バーツ分の控除枠拡大となります。
半年くらい前に政府のお偉いさんがニュースだか新聞だかで「タイは周辺国と比べて所得税が高い、国家としての競争力を付けるためにその辺の税率も周辺国に合わせていく必要があるのじゃ!」みたいなことをおっしゃっていましたので、ぜひとも次の改正では累進課税テーブルの大幅な変更(減税)を期待しています!w

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コメント

  1. いけ より:

    Natsuさん いつも情報提供ありがとうございます。控除の拡大は大変助かります。17年という事は再来年の確定申告からという事ですよね。

    ところで先日銀行で新たなLTFの購入に行ったところ、本年購入分から保持期間が5年から7年に延長されると当局から通達が来ていると説明を受けました。今まであれば2020年には売却できるはずだったんですけどね。なんかいい話あれば悪い話ありですね。

    • Natsu より:

      いけさん

      2017年分の所得税なので再来年申告からですね。
      それよりもLTFの保持期間が7年に変更ですか!それはちょっと嫌な話ですね。。。実質5年ちょいとはいえ、+2年はきついですね。景気良ければ全然構わないんですけど、うーん。

  2. むに より:

    0-15万バーツの0%が無くなり0-30万バーツまで5%となったと聞きました。
    もし本当なら、これにより減税ではなく増税となります。。。

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