タイで働く場合、日本と違うものの1つに有給休暇が挙げられる。
日本で自分が働いていた会社の有給休暇制度は以下のような感じだった。
■年次有給休暇
→年間20日。用途は何でもOK。使い切れなかった分は翌年以降に持ち越し可能(最大で40日までストック可)
■ファミリー休暇
→年間5日。用途は家族のための休暇(子供の授業参観等)。こちらも翌年持ち越し可能で最大10日までストック可。
■リフレッシュ休暇
→入社10年、20年、30年目の節目に特別に与えられる休暇。それぞれ5日、7日、9日を連続取得。
タイにいる今、こうして書き出してみると結構手厚いなと思った。使える使えないは別にしてw
タイはこんな感じ(自分の勤める会社の場合)
■年次有給休暇(Annual Leave)
→年間10日。用途は何でもOK。翌年以降は+1日付与で最大で14日。翌年以降への持ち越し可(最大で14日までストック可)
■疾病有給休暇(Sick Leave)
→年間30日。用途は病欠に限る。
■Business Leave
→年間5日。用途は役所手続き関連、忌引きに限る。
■産休(Maternity Leave)
→産前産後で通産90日。前半45日は有給。後半45日は無給扱い。
■兵役休暇(Military Leave)
→年間60日。その名のとおり兵役用の休暇。男性のみ。ちなみにこれ使っている人見たこと無い。
日本と比べてどうだろうか。かな~り手厚いのではないだろうか。
特にSick Leaveが年30日!
タイ人、人によりますがこれをかなり利用する人もいますね。通称マイサバーイ休暇。本当に年間30日分使い切る奴も。連休の前後や、朝から大雨が降ればその日のSick Leaveが激増w
ちなみに日本人で使っている人はほとんどいない。生まれたときからDNAに刷り込まれてるんでしょうかw
あと兵役休暇60日!これは日本では考えられない休暇。
ただ実際にこの休暇を使っている人を見たことがないのも事実。タイの兵役ってクジ引きで行われるとか、大学に行ってる人、卒業した人は兵役免除だとか、賄賂払えばこれまた免除とかって聞いたことあるけど、そのへんよく分かりません。。。
ちなみにAnnual Leave、タイ人は皆きっちり使い切る。与えられた権利だから当たり前だけど。このへんは日本は異常だね。有給使うのがいけないような雰囲気出てるし。
あとは無給休暇になるけれど、タイならではの休暇がこちら。
■出家休暇(Priesthood Leave)
→1年以上勤務した者のみを対象に30日(在籍期間中に1回のみ使用可)
これ実際に使っている人は結構いる。出家後はみんな丸坊主に眉毛無しで出社してきますw
以上、若干駆け足でしたが日本・タイの有給休暇制度比較でした。